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2026年05月01日

株式会社松田畜産様の導入事例|食品安全・衛生ルール遵守を軸にした行動評価ポイント制度のテスト運用

 

業種:食肉加工業
従業員数:140名
取引開始:2026年1月(継続支援中)
主な課題:評価制度未整備、賞与・給与への評価反映の仕組みがない、規模拡大に伴う食品安全・衛生ルール遵守の形骸化、外国人従業員との公平な評価基準の構築
支援内容:行動評価ポイント制度の設計、食品安全・衛生遵守評価の導入、役員・管理職向け説明会の実施、日本語・英語・ベトナム語の多言語資料作成、テスト運用の設計・実施
主な成果:支援開始から5か月でテスト運用開始に結びつけ、2026年6月より製造部1課・4課でテスト運用第1弾を開始、2026年8月より対象部署を拡大したテスト第2弾を実施予定、2027年1〜2月の役員会での正式承認を目指し運用検証を継続中

 

株式会社松田畜産様では、評価制度が未整備で賞与・給与への評価反映の仕組みがなく、食品安全・衛生ルールの遵守も一部で形骸化しているという経営課題を起点に、ヒューマンソリューションとの支援がスタートしました。行動評価ポイント制度の設計から食品安全・衛生評価の導入、外国人従業員を含めた多言語での社内周知まで一貫して支援しています。その結果、支援開始からわずか5か月でテスト運用を開始し、2027年4月の本格運用開始に向けて段階的に進めています。

 

2026年1月より、エージェントであるマイナビ社を通じて人事評価制度設計を支援して頂いています。当社では、評価制度が未整備で賞与・給与への評価反映の仕組みがなく、食品安全・衛生ルール(手洗い、入室ルール等)の遵守が一部で形骸化しているという経営課題がありました。また、従業員の半数近くを外国人(技能実習・特定技能)が占め、国籍を問わず公平な評価基準の構築が求められていました。数年前にあるコンサルタントの支援を受けて評価制度を構築しましたが、基準が細かく現場で使用されることなく放置されていました。

今回の支援では、まず現状の課題を丁寧に洗い出すところから始まりました。評価をどう賞与・給与に反映させるか、業績連動型にするか給与に直結させるかといった制度の根幹部分から議論し、食品安全チームがプロジェクトを組んで、現場の行動を加点・減点で可視化する行動評価のポイント制度を設計、食品安全・衛生遵守を評価軸に取り入れました。評価は現場リーダーが加点と口頭注意を担い、重大な違反への減点は食品安全チームが担当するという役割分担とすることで、現場の納得感と運用のしやすさを両立させています。また、人数の多い部署(40名規模)と少ない部署(5〜8名規模)でポイント数に差が出ないよう、正規化の方法についても検討を重ねました。

評価の方向性と運用土台が固まった段階で役員・管理職向けに評価制度の説明会を実施し全体に周知、次に外国人を含む従業員向けには日本語・英語・ベトナム語の3カ国語の資料を用意して評価制度・テスト運用の趣旨を周知しました。テスト運用の結果が実際の賞与には直接影響しないことも丁寧に説明し、対象従業員の不安を払拭したうえでスタートしています。

支援開始から約5か月というスピードで、2026年6月には製造部1課・4課を対象にテスト運用の第1弾を開始しました。10ヶ月間(3ヶ月×3サイクル)のテスト期間を設け、2026年8月からは対象部署を拡大したテスト第2弾を予定しています。今後は運用データをもとに賞与・昇給のロジックを設計し、2027年1〜2月の役員会での正式承認を経て、2027年4月からの本格運用を目指しています。

併せて、高卒採用活動についてもアドバイスを頂きました。前年は求人解禁後の7月に高校訪問を実施したものの直接の応募には繋がらなかったことを踏まえ、求人の解禁前で進路指導担当者の業務が落ち着く5月下旬〜6月への訪問時期の見直しを提案、ターゲットとする学校のリストアップ、訪問用パンフレットの文言リライトをしました。

 

◆人材紹介エージェントとして株式会社マイナビ様にもご協力いただきました。以下、同社よりいただいたコメントです。

本プロジェクトでは、評価制度を「作ること」を目的とするのではなく、現場で継続的に運用される仕組みを構築することを重視しました。

葆東様には、人事評価制度の豊富な知見をもとに、評価制度の全体設計から評価基準の策定、食品安全・衛生という松田畜産様ならではの重要テーマを評価項目へ落とし込む設計まで、一貫してご支援いただきました。また、制度設計に留まらず、役員・管理職への説明、外国人従業員を含めた現場への浸透、多言語資料の作成、テスト運用の設計など、運用を見据えた実践的な支援をいただいたことで、短期間でテスト運用開始まで進めることができました。

特に、現場の実態を丁寧に汲み取りながら、制度の理想論ではなく「実際に運用できる仕組み」へと落とし込んでいただいたことが、本プロジェクトの大きな前進に繋がったと感じています。

葆東様には引き続き専門的な知見をお借りしながら、制度の定着と組織づくりをご支援いただけることを期待しています。(株式会社マイナビ)

 

よくある質問

Q1. 食品安全・衛生ルールの遵守は、評価制度にどう組み込めますか?

A1. 株式会社松田畜産様の支援では、現場の行動を加点・減点で可視化する行動評価ポイント制度を設計し、手洗いや入室ルールなどの食品安全・衛生遵守を評価軸に組み込みました。日常点検は現場リーダーが加点・口頭注意を担い、重大な違反への減点は食品安全チームが担当する役割分担とすることで、形骸化を防ぎながら現場が運用しやすい制度にしています。

Q2. 外国人従業員が多い職場でも、公平な評価制度は作れますか?

A2. はい、可能です。株式会社松田畜産様では従業員の半数近くを技能実習・特定技能の外国人従業員が占めており、国籍を問わず公平な評価基準の構築が課題でした。制度案内は日本語・英語・ベトナム語の3カ国語で資料を用意し、テスト運用の結果が実際の賞与に直接影響しない旨も丁寧に説明することで、対象従業員の不安を払拭したうえで運用を開始しています。

Q3. 以前コンサルタントに制度を作ってもらったが定着しませんでした。再設計は可能ですか?

A3. 可能です。株式会社松田畜産様も数年前に別のコンサルタントの支援で評価制度を構築した経緯がありましたが、基準が細かく現場で使われないまま放置されていました。今回の支援では、評価をどう賞与・給与に反映させるかという制度の根幹から議論し直し、現場の行動を可視化できるシンプルなポイント制度へ再設計することで、支援開始から5か月というスピードでテスト運用開始まで進めることができました。

 

◆自社にも当てはまるか、まずは整理してみませんか?

株式会社松田畜産様のように、食品安全・衛生ルールの遵守を評価制度に組み込み、外国人従業員を含めた現場全体の納得感を高めたい企業様へ。ヒューマンソリューションでは、貴社の現状の評価制度や組織課題に合わせて、評価制度の設計から社内浸透までの進め方を無料相談で整理しています。

 

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